アキノヨーコ作品

吹き竿に熱く溶けたガラスを巻きつけ、最初に息を吹き込むと、
ぷうっとまあるく内側から空気の力で膨れる。
皿の形に作られるときも、グラスの形に作られるときも最初のこの作業はみな同じである。
ここから平らな皿になったり、円筒形のグラスに形作られていくのだが
彼女の作品には最初に息を吹き込んだ時のぷうっとまあるい形がどこかにそのまま残っている。
空気の力で作られた溶けたガラスの滑らかなフォルムは
手にやさしくなじみ、唇にもやさしくなじむ。
マーブル・イン・ザ・ポケットでは、日々お使いいただけるグラスを中心に
テーブルウエアをお届けいたします。

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